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豆知識 (ガラス編)

ガラス飛散体験機

   写真は地元ラジオ局の取材時のスナップでガラスを割る直前のリポート風景です。
          ↓ガラス破壊実演映像
フィルムが貼って無ければ室内はガラスの破片だらけです・・。ガラスの雨がドライバーに降り注ぐトコロでした。
←ガムテープの箇所に石が当たり割れたリヤガラスです。強化ガラスのため、粉々に割れていますがフィルムが貼ってあった為
飛び散らずに原型を留めて残っています。

  貼ってて良かった!
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自動車ガラスの種類

  自動車のガラスには主に二種類のガラスが使われています。
  『強化ガラス』と『合わせガラス』です。 ・・なにがどう違うか? 
    (他にポリカーボネイトが一部に使われています。→下記参照)
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強化ガラス主にドアガラスやリヤガラスに使用されています。 普通の板ガラスを約700℃に加熱した後で急速に冷やして作ります。 板ガラスに比べて約3倍〜5倍の強度がありますが、割れた場合には破片が粒状になり、その破片は鋭く尖っている場合があり眼球等に入ったりすると非常に危険です。大きな力でなくとも尖った硬い物が当たると割れる性質があり、割れる時には爆発的に飛び散ります。 フィルムを貼る事で飛散防止効果が得られます。
合せガラス主にフロントガラスに使用されています。 2枚の板ガラスの間に強靭な中間膜を挟み、熱と圧力で圧着させたガラスです。割れても破片が飛び散る事が殆ど無く、視界も確保されるので安全です。中間膜に紫外線を99%カットする効果があるので得にUVカットガラスとうたわれていなくとも紫外線対策は充分です。一部の高級車にはリヤガラス、最近では防犯・安全の為にオプションでドアガラス等側面ガラスにも使われ始めています。 飛び石等でひび割れがコイン大くらいであれば修理が可能です。 合わせガラスにも下記のようにイロイロなバリエーションがあります。  ↓   
熱線カット ガラス   【クールベール】【エンジェルガード】等のガラスで、熱さを感じる近〜中赤外線(IR)を約80%カットし肌のジリジリ感を大幅に減らしてくれるフロントガラスです。国内の純正品ガラス製造メーカーによる製品のため品質も安心です。ETC・ナビ・VICS・TV・携帯電話等の電波障害もありませんので安心して装着できます。モチロン、オービスにも対応していますので速度違反は捕まります(^^; 車検等法律上も問題なく対応車種も豊富になって来ました。価格は純正品と同等か若干安めで、装着されたお客様にもご満足頂いております。 お勧めの逸品です!!
プライバシー ガラス主に後部座席のガラスに使われています。 名前のとおり黒いフィルムが貼ってあるかのように見えますが強化ガラス自体に色を溶かし込んで作ってあります。 強化ガラスですから割れると爆発的に飛び散り飛散防止効果はありません。また日射し避けとしても、残念ながら見た目の色ほど期待できません。(紫外線カット・赤外線カットとも透明ガラスより少しはいい・・くらいです)
軽量ガラスレースやジムカーナー等競技目的に通常より薄く作られたフロントガラスです。純正品より約20%(約2?〜5?)軽量化されています。フロントガラスは車の重心より高い位置に有る為、軽量化すると数字以上の効果がある・・らしいデス(^^; モチロン車検対応ですが設定が競技ベース車輌等になり種類が少ないのと、現在再生産されていない為、メーカー在庫にあるだけとなります。 
融雪・融氷   ガラス降雪走行時、ワイパーで掻き落とした雪を加熱することにより融解し、積雪によるワイパーの稼動範囲を確保したり、ワイパーが凍結により作動しない場合に融氷することで作動可能とする機能を持っています。 リヤガラスの熱線と同じ導電性インクをプリント焼き付けしたガラスで、自動車のフロントガラスに使用されます。 寒冷地仕様車等に装備されています。(下記・寒冷地仕様ガラス参照)
遮音ガラス合わせガラスの中間膜を利用し、ガラスの重量(厚さ)を増加させることなく、ウィンドウを通して侵入する騒音を軽減し、快適な車室内環境を実現しています。 高級車の一部(レクサス等)に採用されています。
封入タイプ   DTV     ガラスアンテナ合わせガラス内部に地上波デジタルTV(DTV)アンテナを埋め込んだ新しいコンセプトのガラスアンテナです。合わせガラス内部に封入されているため、外観のデザイン性、耐久性にすぐれています。
ポリカーボネイトガラスよりはるかに割れにくく強靭なプラスチック素材で透明性もガラスに近いです。 但し、耐磨耗性が弱く擦り傷状態になりやすい素材です。 昔『像が踏んでも壊れない』とCMされていた筆箱がこれで出来ていました。 最近は表面加工され、耐摩耗性に優れた物が出てきているようです。 将来はガラスにとって変わる可能性有りです。

ガラスの規格

ガラスの下に刻印が摺ってあります。各国の品質規格マークが下記のものです

【JISマーク】 
左の写真中のJISマークが言わずと知れた日本工業規格です
JISマーク下の『LP』が合わせガラスを表し、ここが『TP』だと強化ガラスを表します。
      
【ASマーク】  
アメリカ規格を表しています。

【Eマーク】   
ヨーロッパ規格でEの後ろの数字は国を表します。
E2はフランス、E1はドイツ等です。

上記いずれかのマークが付いていれば車検は安心です。

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寒冷地仕様ガラス(ワイパー凍結除去装置)

フロントガラスには、車種によって寒冷地仕様のものがあります。
寒冷地仕様とはワイパーの止まっている部分(ガラス下部の黒い部分)に電気を通し暖めて、凍結したワイパーを動かすのを可能にしたものです。 この部分を良く見ると黒い部分に茶色or緑色の線が見えます。
この仕様の車は室内に下の図の様なスイッチがあるはずです。
(結構、知らずに乗っているオーナーさんも多いです)
ガラス交換のお問合せの際には、寒冷地仕様かどうか確認くださるようお願いします。
例(レガシー寒冷地仕様車)
この写真は比較的目立つ熱線です。なかには良く見ないと分からない物もあります。
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合わせガラスの起源

合わせガラスとは言うまでも無く、2枚(以上)のガラスの間に中間膜と云われる透明のポリビニルブチラール(PVB)をはさみこみ割れても飛散しないようにした物です。この合わせガラスの発明にはチョッとした誕生秘話があります。

合わせガラスはフランスの化学者エドゥアール・ベネディクトゥスという人が偶然から発明したそうです。 ある日、フラスコを棚から取ろうとして手を滑らせて床に落としてしまったそうです。 ところが、当然飛散しているはずのガラス破片が一つも飛び散っていないことに気がつきました。
たまたま、そのフラスコには前にセルロースの溶液を入れており、溶液が蒸発して薄い透明の膜ができていたらしいのです。
その幕にガラス破片が強固に接着されていたことによるものであることを知ったのでした。接着力があったため、割れても破片が飛び散らなかったそうです。

後に彼は、自動車のフロントガラスで負傷した少女の新聞記事を読み、ガラスの間にニトロセルローズをはさむことにより、ガラス破損時の安全性が大幅に改善されることを考えつきました。

今から約100年前(1905年)の出来事だそうです。
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